- BLを読んでみたいけどまだ初心者だから、どのBLから読んでいいか解らない
- BLの隠れた名作が知りたい
- BLで感動する作品をしりたい
このようにBLに興味があるけど何のBLを読んだらいいのか迷われている方が多いのではないのでしょうか?
そこで今回は、BLレビューで星4以上を獲得したBL初心者の方でも大変読みやすいと評判の、感動する隠れた名作を5作を厳選してご紹介させて頂きます。
(※この記事には若干のネタバレを含んでおります。神経質な方やあらすじを少しでも知りたくない方は御遠慮願います。)
BL初心者でも感動する隠れた名作5選!
今回紹介する5作品は、
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を厳選いたしました!それでは順番にご紹介させて頂きます。
3番線のカンパネルラ
引用:コミックシーモア
京山あつき先生の作品になります。
あらすじ
主人公・加納が働く洋装店・店長と電車で出会ったカンパネラさん・高校生(DK)と恋を通じて癒されて前を向いていくお話です。
この主人公の加納はよくヨロめいてしまいます。おそらく恋愛依存症で恋愛してないと生きていけないタイプの男性だと予想されます。
主人公の加納は1年半前に前の彼氏と別れています。彼はずっと元彼の事を引きずっていますが、彼はとある出来事でカンパネラさんという高校生と出会います。
高校生と恋愛していく話と思いきやなんと加納が働く洋装店の店長と恋をしていく展開に。。。主人公の加納はとにかくメンタルが弱く、他人の言動ですぐに一喜一憂してしまいます。
また後半より洋装店に後輩が入ってきたところから物語は更に熱い展開になって行きます。
この3番線のカンパネルラは主人公の加納の感情描写が、大変丁寧に描かれており特に10代、20代の若い世代の方を中心に大変支持を集めています。
また失恋は誰にでもある事ですが、1年半も失恋を引きずった加納の新しい恋を通じて立ち直って行く姿に共感され大変感動する隠れた名作です。
レビュー星4以上獲得している3番線のカンパネルラを是非読んで見て下さい。
ボーイミーツマリア
引用:コミックシーモア
恵口公生(peyo)先生の作品です。23歳のご逝去心よりご冥福をお祈りします。
あらすじ
子供の頃からスーパーヒーローに憧れる高校生・広沢大河が「マリア」と呼ばれている美少年・有馬優の演劇を見て恋に落ちた所から物語は始まります。
広沢大河は物凄く薄っぺらい男です。でもマリアが男だと解ってもめげることは有りません。
対して有馬裕は過去と家庭に重大なトラウマを持っています。彼が演劇部の男役が出来ないのもトラウマが原因です。
広沢大河は「マリア」に恋することで自分自身と向き合い成長していきます。対して有馬裕は広沢大河の成長を見て勇気をもらい有馬裕も変化していきます。二人ともすごくいいキャラで、レビューでも評判が良いです。
この二人のやり取りに時に笑い、二人が傷つけあったり悩んだりして葛藤している様子に10代の方が大変多く共感したと言われています。
それと広沢大河の父の今後幸せになったのかすごく気になってる方が多いと思われます(笑)
大河の父がどうなったのかは重大なネタバレになりかねないので控えさせて頂きます。
ここまで高校生の思春期の繊細かつ感情的に描いた作品を見たことが有りません!とレビューでも大変多く言われています。
レビュー星4以上獲得しているボーイミーツマリアを是非読んで見て下さい。
春と夏となっちゃんと秋と冬と僕
佐岸左岸先生の作品になります。
あらすじ
主人公のシマとナツオの恋愛模様を傍観できるBLです。
舞台は自然溢れる小さな町で四季折々の変化を感じながらただひたすらにシマとナツオのイチャイチャを眺められます。
甘さに悶えて、切なさに涙して、BLのことを好きでよかったと確信します。
割れちゃいそうなほどに危うくて美しいシマとナツオの日々です。
どこにでもありそうな田舎町に暮らす、どこにでもいそうな男子学生のシマとナツオです。
だけど彼らの恋は世界にただ一つだけの特別で至福な恋愛なのです。
毎日を楽しんで暮らしたくなるような、そんなBL漫画です。
田舎の幼馴染であるシマとナツオは、自分たちが大人になりきれていないことを自覚して、それでもひと夏の青春を存分に楽しむために2人きりの大切な時間を過ごします。
シマとナツオは日頃のお互いの気持ちや言葉をとても大事にしています。
2人の可愛い姿に身悶えすること間違いなしです。
レビューの星を4以上獲得している春と夏となっちゃんと秋と冬とを是非読んでください。
潮騒のふたり
遠浅よるべ先生の作品になります。
あらすじ
1994年の四月、生徒にも先生にも好かれる人気モノの中学教師である比奈岸直弥は8歳年下の新任教師である屋敷孝太郎の教育係になります。
素行不良で逃げ腰のある孝太郎は直哉のまっすぐな指導に耐えきれずに同性愛者であることを告白してしまいます。
そして、屋敷はキスを仕掛けて比奈岸のことを遠ざけようとします。
しかし、それでも変わらずに接してくる比奈岸との距離は徐々に縮まっていきます。
昭和の時代を生きた2人の男、比奈岸と屋敷。
そして平成の中を必死に生きていく汗臭さを持ったおじさん臭漂う大人の恋愛物語です。
濃厚なストーリーのBL漫画ですので必見です。
キャラの造形もしっかりしていて、会話の一つ一つに厚みがあってリアリティがあります。
読んでいて切なさもあり懐かしさもあります。
教師のおじさん2人が愛し合う姿は見ていてグッとくること間違いなしです。
レビューの星を4以上獲得している潮騒の2人を是非読んでください。
こっちむいて、愛
みちのくアタミ先生の作品になります。
あらすじ
現実と向き合わなかっただけの汗臭い行為の中で、大切な人が見つかりました。
1人のゲイだと隠し続けてきた大学生の鈴原は、その秘密を知っている友人である中山に密かに片想いをしていました。
ずっとそばにいられればいいと自分に必死に言い聞かせていましたけど、成就しない恋に次第に苛立ちを隠せなくなってきました。
そんなある日、その場の勢いで隣人の西野と体の関係を持ってしまいます。
男同士で体の関係を求めることをものともしない性格の西野と、何度も繰り返される性行為に、2人の関係は心を伴わない汚れた関係だと思っていた鈴原でしたが…。
女遊びの激しい西野とゲイであることを隠す鈴原の物語です。
鈴原はゲイのことを受け入れてくれる親友の中山に人知れず恋に落ちていました。
中山は鈴原にラブホ代わりにボロアパートの部屋を貸すように頼みます。
鈴原は西野にからかわれ軽い挑発に乗って西野と体の関係を持ってしまいます。
軽い性格なのにフォローしてくれる西野と、片想いしている中山、この2人の間で揺れる鈴原から目が離せません。
レビューの星を4以上獲得したこっちむいて、愛を是非読んでください。
まとめ
BL漫画というと、マイノリティな人たちに向けた作品だと思うでしょうがそんなことはありません。
BL漫画の中にも好きな人と結ばれないことの辛さや、マイノリティならではの苦悩が赤裸々に描かれています。
マイノリティでもそうでなくても、人を好きな気持ちは誰でも同じだと思います。
今回紹介した5つの作品、興味のある方はこの機会に読んでみてはいかがでしょうか?