【BL初心者向け】間違いないBL漫画作家を5人紹介!

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今や日本の文化とも言える漫画とアニメを総称するサブカルチャー文化。

 

その中でも腐女子たちを魅了するBLは圧倒的な人気を誇っており、人気作品が毎月のように世に誕生しています。

 

そこで今回は、BL初心者向けにオススメしたいBL漫画作家5人を紹介します。

BL初心者におすすめしたい人気作家5選

ここ数年で人気が急加速しているBL漫画。まだBLを読んだことがない、これから読んでみようと思う方への、これは間違いなくおすすめ!という作家5人をご紹介いたします。

 

桜日梯子(さくらび はしご)

神奈川県在住の日本漫画家

代表作:

「年下彼氏の恋愛管理癖」

桜日梯子の大出世作。表題作以外にも異なる手法を用いた短編が3本入っており、桜日の実力を堪能出来る、納得の作品となっています。

「抱かれたい男1位に脅されています。」 

本作は「b-boy」で連載が開始し、現在に至るまでに掲載誌を変えつつも、『MAGAZINE  BE×BOY』で大ヒットしている作品です。彼は「抱かれたい男ランキング」1位の座を5年連続で守り続けてきた芸歴20年のベテラン俳優。

ある日、芸歴3年の新人俳優にその座を奪われ、連覇を閉ざす。新人俳優の主演作で共演することになった彼は心良くなかったが、みるみるうちに意気投合し2人で飲みに行くことに。翌日、彼は新人宅のベッドで目を覚まし、昨晩の痴態を動画で撮られてしまった。

弱みを握られ揺すられると思い、何でも言うことを聞くと交渉を持ちかけると、新人は彼を抱きたいと言いだした。一度は拒絶した彼だったが、押しの強い新人と肉体関係を結び、二人は親密な関係となっていく。超絶頂のストーリーを是非。

2012年に電子配信の『ラブトモ』でデビュー。その後は、リブレの「ビーボーイ」で活躍中。代表作は『年下彼氏の恋愛管理癖』『抱かれたい男1位に脅されています。』です。代表作の1つ、TVアニメ好評の『だかいち』こと「抱かれたい男1位に脅されています。」が、コミックスシリーズ累計250万部突破しており、桜日梯子はBL業界の売れっ子作家といっても間違いないですね。

当初、ベテラン漫画家が重視される中、新人作品が注目されることはとても珍しく、桜日梯子はある意味、ヒットの流れを変えた作家とも言えるかもしれません。「抱かれたい男1位に脅されています」シリーズはリブレの花形。細かい人物設定や描写、独特な世界観でファンを楽しませてくれる桜日梯子。その世界観を感じてみてはいかがでしょうか。

日高ショーコ(ひだか しょーこ)

東京都出身の日本漫画家

代表作:

「花は咲くか」

『ルチル』(幻冬舎コミックス)で連載。圧倒的な累計発刊部数で「このBLがやばい! 2016年度版」で第4位に選出。広告代理店勤務の主人公が出会ったのは、無愛想な大学生。古くて広い日本家屋で下宿の家主をしている大学生の家を訪れるようになった。

無愛想で、親しい友人すらいなかった大学生だったが、屈託なく話しかけてくる主人公に 大学生は心を開くようになる。二人の気持ちは次第に惹かれ合うが、主人公は大学生との年齢差や同性同士という現実を前に、先に進ませることが出来ないでいた。そんな中、主人公に大阪転勤の辞令が。二人に決断の時が迫る。キュンとくるようなストーリーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

「憂鬱な朝」

明治時代を舞台とした長編時代物。華族制度が未だ続いていた明治時代を舞台に、若き恋と人生を描く。11歳と年の差離れた二人は、明治という時代の中で家柄、立場など、障害がありながらも、それぞれの人生を懸命に生き抜くストーリー。主人公二人の恋愛を中心に描かれているが、二人を取り巻くその家族、友人、社交界で出会う人物たちの人生も事細かく描かれ、読み応えのあるストーリーとなっている。人生の中で、過去の苦痛や罪悪感をともないながらも、自身の感情と葛藤し、恋愛で心の快感を得る見事なストーリーを描いた『憂鬱な朝』。感無量の代表作となるでしょう。明治の時代に生きた若者の恋愛に浸ってみてはいかがでしょうか。 

 2004年『リスタート』(リブレ)でデビュー。数々のヒット作を世に生み出し、『花は咲くか』は2018年に実写映画化されています。リアルな人間像を描き、漫画の枠を超え、メディアでも注目を浴びています。繊細な絵、リアリティのあるストーリーが人気の日高ショーコ。日高ショーコの作品は、人間の感情や時代背景、葛藤を繊細かつ現実的に描かれています。

よくある少女漫画のようなBL作品とは違い、日高ショーコの作品は表現力豊かに表現しており、BL作品独特なロマンチシズムが苦手な方にも楽しんでいただけるのではないでしょうか。

梶ヶ谷ミチル(かじがや みちる)

日本漫画家

代表作:

『放課後の不純』

主人公は、普通の男子高校生。放課後、居残り中の彼は同級生と2人きりになる。初めて 会話で必要以上に絡んでくる同級生を不審に思う。ふとした事で同級生に無理矢理キスされてしまい急展開。普通の男子高校生の無防備な青い色気を見事に描写。二人の男子高校 生の放課後は秘密の恋の空間。心騒がす魅惑のストーリーとなっています。 

 他に『夜まで待てない』『小説家と家政婦』

2011年『放課後の不純』でデビュー。主にボーイズラブ系で活動。『放課後の不純』では、大人になりきれない男の子が、危うさと色っぽさを魅力的に描いています。清らかな絵とは対称的に、濃厚な描写が独特な梶ヶ谷ミチル。心騒がすストーリーを堪能してみてはいかがでしょうか。

はらだ(はらだ)

日本漫画家

代表作:

「やたもも」

生活能力ゼロでクズ、ろくでなしモモと、人のいい絶倫かつ純朴な青年、八田ちゃんとの、コミカルなストーリー。二人のろくでもない人生に変化が。モモの過去のパトロンが現れたりと、切なさありのエロコメディ。はらだワールド炸裂の人気作品。

「よるとあさの歌」

女にモテたい一心で仲間とバンドを始めた彼が、後から入ってきた青年とのちょっとした「お遊び」の時に起こった一度の過ちから、二人の恋愛が進んでいく。「男同士なんて気 持ちワリィ…」と嫌悪感しかなかった彼が、衝撃的な歌声の青年に思わず欲情し、乱暴に 体を求める日々へと変わる。一途に想い続ける青年と、急加速する欲望、暴走する嫉妬。彼らの気持ちの行方にドハマリしてしまいそうな作品。 

他に「カラーレシピ」

「やたもも」の大ヒットで一躍トップとなり、BL界の鬼才と呼ばれている漫画家はらだ。はらだならではの衝撃的なストーリーと、圧倒的なエロの描写が独特ですが、絵は綺麗に表現され一度読むと癖になりそう!とファンが続出。独特な世界観に魅了され、記憶に残る作品揃いです。個展も開催していることから、BL界にとっても目が離せない漫画家である。

腰乃(こしの)

福島県出身の日本漫画家

代表作:

「隣の」

引っ越してきた当日にホモキス現場を目撃してしまった彼は、関わらないようにしていたが、鍵を忘れ困っていたところを世話になったことから、身の回りの面倒を見てもらうことに。口が悪くイジワルで、でも実は優しい青年と生活するうちにノンケだった彼の気持ちに変化が起こる。男気あるが可愛くて、エッチなのに超純情、話題彷彿のNewエロストーリー。番外編も収録された、超必読のエロ可愛いい作品です。ご堪能あれ! 

他に「鮫島くんと笹原くん」「俺は頼り方がわかりません」

2008年『隣の』でBL漫画家としてデビュー。「このBLがやばい!2009年(コミック編)」の第12位にランクインし話題となりました。

独特なタッチや繊細なコマ割り。描写は、細かい部位にまで比べてリアルに描かれてます。ストーリーは、ギャグをまじえた台詞回しで、表現も可愛らしく丁寧に描かれ、会話のリアリティさが読者の心にストレートに伝わると人気絶大。

まとめ

「BL漫画」は、男性同士の親密な関係や恋愛をテーマとした女性向けジャンル。これまで「少年愛」など、さまざまな用語を用いられてきましたが、その歴史は50年にも及び、現在では漫画に限らず、アニメや実写、ドラマや ゲームにまで、多様なメディアで広がり続け、世界的に関心を広めています。

人気作家の個性がたち、繊細から濃厚まで様々な表現の豊かさから、読者好みの作品を堪能することができます。

沢山の作品を楽しみ、あなたの逸材を探してみてはいかがでしょうか。